2009年9月16日水曜日

人と組織の悩みコラム Vol.199『連結ピンの役割と翻訳を要望する(後編)』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人と組織の悩みが嘘のように晴れるコラム100選
___________________________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■連結ピンの役割は上と下とを翻訳でつなぐこと


そもそも連結ピンが果たす役割は、トップの言葉をメンバーにとってわかりやすい言葉に翻訳すること。
そして彼らがそれを受け容れ、やる気が起こるように話し方を変えて伝えることなのです。


人はそれぞれ価値観が異なります。
連結ピンは一人ひとり異なる価値観に合わせ、彼らが最もモチベートされるように話を加工して翻訳して伝える。

逆も同様です。つまり下の声を上へ伝えるボトムアップにおいても翻訳は同じく必要です。
下、すなわち現場の一般社員が上へ伝えてほしいと思うことはほぼ100%が不平・不満。不平・不満を解決可能な「提案」へと翻訳するのが連結ピンの本来の役割なのです。


■リーダーたちが連結ピンとして機能し始めた!


変革プロジェクトで最も大切なのはアウトプットではなくそのプロセスです。
つまり何十回、何十時間と繰り返されるプロジェクト会議の時間がまさに研修のように機能し、その場でメンバーたちが深い学びを得ているのです。



出典:『実践!ビジョナリーカンパニーへの教科書』(秀和システム)

0 件のコメント:

コメントを投稿

無料カウンター

アーカイブ