2009年9月7日月曜日

親力で・・1187「続き・子育てや教育では結果よりも過程が大切。子どもの努力の過程をほめよう」

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「子育てや教育では結果よりも過程が大切。
子どもの努力の過程をほめよう」の4回目

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ですから、子どもにかかわる大人たちは「結果がすべて」と考えないことが大切です。

結果や到達点だけに目を向けるのではなく、それぞれの子どもの努力の過程をほめることが大切です



つまり、次のような言葉が大切なのです。

「がんばったね」
「一生懸命やってえらかったよ」
「がんばってるのを見てうれしかったよ」
「おまえはがんばりやだな」
「結果はともかく、がんばったんだからいいんだよ」
「最後まで諦めずにやったから立派だよ。それが次につながるよ」




こう言ってもらえれば、子どもは「またがんばろう」という気持ちになれます。

そして、このような言葉によって、子どもは、たとえ結果がよくなくても自己肯定感を持つことができます。

この自己肯定感は、子どもが健やかに成長していくためにこの上なく大切なものです。



ところで、私は、実際に子どもの柔道の試合で心配な場面を見たことがあります。

試合に負けた子どもが涙ぐんでいると、コーチが「結果を出さなきゃ意味がない」と言いました。

みなさんも、似たような場面を見たり、または実際に自分が言ってしまったりしたことがあるのではないでしょうか?



私は、親、学校の先生、塾の先生、習い事の先生、スポーツ少年団の指導者など、いろいろな立場で子どもとかかわるひとには十分気をつけてもらいたいと思います。

みんな、それぞれの立場でいろいろな工夫をして子どもに働きかけます。

でも、結果を出すのは子どもです。



つまり、子育てや教育においては、大人がいくらがんばったとしても結果を出すのは大人ではなく子どもです。

結果は大人の手の中にはないのです。

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