2009年9月16日水曜日

【人間力】男子バレーをミュンヘン五輪で金に導いた名将の至言

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■『致知』編集部が選んだ最新号の名言
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本当のチームの監督とは、
     選手たちが監督の言うことには絶対に服従すると。

     それは怖いからではなく、
     監督の言うとおりにやれば
俺たちは絶対に世界一になれると
     心から信頼して従うことです。


 松平康隆氏(全日本バレーボール連盟名誉会長)

月刊『致知』2009年10月号
~「人を植える道」より~
http://www.chichi.co.jp/monthly/200910_pickup.html#pick5

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東京五輪で銅、メキシコ五輪で銀、ミュンヘン五輪で金を取った時に松平氏は、
チームがそういう状態にならないと絶対に世界一にはなれないと断言されました。

世界一を目指すチームの指導者の条件として、
松平氏は次の2つを上げています。


・どんなに嫌われても、反発されても
やるべきことは絶対にやらせなければならない。
妥協しては絶対にダメ

・決していま褒められたいとか、  
「ありがとう」と感謝されたいと思わないこと



「指導者・監督」という部分を「父親」「母親」「教師」と、
それぞれの立場に置き換えてみてほしいと、松平氏はいいます。

「(若い頃には)うちのおふくろはうるさい、厳しいと思われても、
死んだ後に、“ああ、母の言うことは正しかった”“母の生き方は偉かった”と
心から手を合わせられるような指導をすることが人を育てるということだと思います」


人はすべからく人に育てられ、今度は人を育てていく立場にならなければなりません。

世界一の監督の名言から人を導くための心得を掴んでいただければと思います。 

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