2009年9月3日木曜日

09/08/26「1分で読めて社長の役に立つメルマガ」第95号 段取り


「ちゃんと考えて段取りするとは、具体的にどうすることを言うのだろう?」そんな疑問をもつ人もいると思う。


結論から言おう。
きれいさちこ行動」をすればいいのだ。
段取りには、6つの行動が必要になってくる。

(1)聞いておくこと、
(2)連絡しておくこと、
(3)依頼しておくこと、
(4)作業すること、
(5)調査しておくこと、
(6)交渉しておくこと、

頭文字をとって並べると「き・れ・い・さ・ち・こ」となる。


ある仕事の段取りを考えるとする。
まずは、思いつくままに、やっておくことをリストアップしてみる。
これ以上、もうないなあ?そんな段階まで考える。


次に、抜けがないかチェックだ。
その時に威力を発揮するのが、この「きれいさちこ行動」なのである。

(1)誰かに、聞いておくことで抜けはないか?
(2)誰かに、連絡しておくことで抜けはないか?
(3)誰かに、依頼しておくことで抜けはないか?
(4)自分で、作業することはないか?
(5)自分で、調査しておいた方がいいことはないか?
(6)誰かに、交渉しておくことで抜けはないか?

こういった視点から、抜けている行動を補足し、段取りを完ぺきにする。


そして、リストアップが終わって、いざ行動!
という時に、注意しなければならないことがある。
それは、(4)、(5)から行動せずに
(1)、(2)、(3)、(6)の対人の行動から始めることだ。

(1)の誰かに聞いてみたら(4)や(5)がいらなくなる場合だってある。
(3)の誰かに依頼したら(4)や(5)がなくなる場合だってあるし、逆になる場合だってある。

仕事の進め方が良くない人ほど、(4)、(5)から取りかかる傾向がある。
上司・同僚・他部門などの周囲の力をうまく使えないのである。

仕事に取りかかる前に、10分間だけ「きれいさちこ行動」の視点で、ウンウンうなって考えてみよう!
あなたの段取り力は、格段にアップするはずだ。

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