2009年9月10日木曜日

【生活マネー ミニ講座No.1422】民主党政権での配偶者控除、扶養控除の廃止のゆくえ。

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◆民主党政権での配偶者控除、扶養控除の廃止のゆくえ。

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政権交代が現実のものとなり、「これまでの感覚」が通じなくなりました。

そのひとつが、マニュフェストにも記載されていた
「配偶者控除」と「扶養控除」の廃止。


来年からはじまる「子ども手当」の財源になるらしいですね。

ただ、配偶者控除と扶養控除の廃止は、来年ではなく、再来年からになりそうです。

理由は、来年、参議院選挙があるからでしょう。


配偶者控除は、パートタイマーやアルバイトで働いている主婦の労働に対する考え方に大きな変革を迫る施策です。

これまでは税金対策のために、年間の収入を103万円までに収めようという意識が働いていました。
月当たり8.6万円の収入です。

ところが、配偶者控除がなくなると、
年間収入103万円のラインが、65万円にまで下がるはずです。

年間65万円の収入は、月当たり5.4万円。

これでは少なすぎて生活の足しにならない。
もっと稼ぐ必要がある。
どうせ税金がかかるのなら、もっと気を入れて時間をかけて働こう、
となるのではないでしょうか?

もっと働く時間も能力もあるのに、税金対策のために労働をセーブしていた主婦が、これをキッカケに、大きく動くかもしれません。

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