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目次
そもそも不要な保険 必要な保険とは? PART1
医療保険(入院保険)不要論のFPの見解
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●△■そもそも不要な保険 必要な保険とは? (1)■△●
医療保険(入院保険)不要論のFPの見解
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1)公的医療保険があれば、それで十分である
▼高額療養費制度のおかげで、ひと月にかかる医療費は、最大約8万円を超える負担は払い戻される。(標準所得世帯)
*実際の計算式は(医療費-267,000円)×1%+80,100円
*低所得世帯:35,400円を超えると払い戻される。(70歳未満)
*70歳以上の方はさらに、自己負担額が軽減される。標準世帯で12,000円。
*人工透析及び血友病患者は、自己負担限度10,000円。
▼医療費自己負担は3割で済む。
*70歳以上は2割負担。
以上のように、
病気をしても3割負担だし、高額な治療費がかかっても最高で、月約8万円で済む。
だったら保険に加入して、無駄な保険料を払うくらいなら、月々貯金したほうがいい。
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2)最近の医療技術進歩に、多くの医療保険が対応できていない。
▼医療技術の進歩で、入院日数が短くなっている。
↓
数日の入院費なら、保険に加入しなくても対応できる。
▼先進医療費は高額なので、入院保険で日額1万円もらっても全く足りない。
↓
重粒子線治療などは300万円以上もかかる。
▼医療技術の進歩で、入院よりも通院費の重要が増しているが、その通院給付の給付要件は
〇国内生保のほぼ全てで、そもそも通院特約は、存在もしない。
↓
以前の商品にはあったが、各社の最新商品には通院は無し。
〇通院特約はあっても、5日以上入院しないと通院給付されない。
↓
医療技術進歩で、5日未満の入院が多くなっているのが現状。
〇通院特約はあっても、最大で日額3000円か6000円が上限である。
↓
通院費も最低で、日額1万円は欲しい。
以上のような理由で、
・入院や通院の実態に、生保各社の各医療保険が合っていない。
・入院・通院の際に、十分な給付がないなら、保険に加入する必要は無い。
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「医療保険は不要!」と主張している人は、
大雑把に言えば、この2つの理由から、医療保険は不要と言っています。
この2つの理由は、あたかも的を得た正論のように思えるのですが、実は、不完全な主張なのです。
公的医療保険制度や民間生保の入院保険を、生活と家計の実態とすり合わせると、
「不要な保険もあれば、不可欠な保険もある」との考えに導かれます。
さらには、個々にとって何が不要で、何が必要かを選択することがより重要となってくるのです。
次回、FPイチローが、生活と家計の実態を踏まえて、ズバリ本質に迫っていきます。
本文終了。
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